風花乃会とは

和風マジック!?江戸から続く日本伝統のマジック「手妻・和妻」風花乃会_宣材写真

「手妻・和妻」風花乃会_公式X(旧twitter) 「手妻・和妻」風花乃会_公式instagram

風花乃会(かざはな の かい)

江戸時代に隆盛を極めた日本古典奇術「手妻」を未来に繋げるべく、公演、復活、継承、創作活動を行うプロフェッショナルな団体です。
手妻師だけではなく、マジシャンや各分野のエキスパートで構成され、各メンバー、日本全国や海外出演等でソロ活動も行いながら、団体としても公演やワークショップを行っています。

手妻(てづま)とは

手妻とは、日本独自に発達したマジックの事。
西洋のマジックとは異なり、マジックに日本の文化が融合し、奇術的な不思議さの中に日本独自の美しさや世界感が凝縮された芸能です。
現代では和妻と呼ばれるようになり国の無形文化財に指定されています。

江戸時代に隆盛を極めた文化ですが、現在では、その演じ手も非常に少なくなり、日本人ですら「知らなかった」「初めて見る」という方も少なくありません。

和風マジック!?江戸から続く日本伝統のマジック「手妻・和妻」風花乃会公式WEB_風花乃会
和風マジック!?江戸から続く日本伝統のマジック「手妻・和妻」風花乃会公式WEB_洋妻

「和妻(わづま)」と「洋妻(ようづま)

明治時代になると文明開化と共に西洋の奇術が入ってきました。
西洋の奇術はとてもセンセーショナルで、手妻にとって代わっていきます。
そんな時の流れの中で、元々日本にあった手妻を「和妻」、そして西洋の奇術を「洋妻」と言い分けました。 今では洋妻という言葉は「マジック」や「イリュージョン」などに変わりあまり使われません。

風花乃会では、日本古典奇術(ここでいう和妻)の発展に重きを置いておりますが、同程度に和と洋の文化融合も重要視しております。 古典をそのまま行うのではなく、今の考えの元、発展、創作していくには西洋的、現代的な考えが必要だからです。

風花乃会の公演では手妻の実演をその歴史的背景を語りながら行い、その中で、和と洋の対比をお見せすることで、どちらの文化もより面白く表現していきます。

継承(ワークショップ)

手妻という文化を次世代に繋ぐため、当会ではワークショップを行っております。
内容は「立ち」「座り」といった和の素養としての仕草や「口上(こうじょう)」の発声方法、そして奇術。手妻を軸に和文化に触れていただきます。

和風マジック!?江戸から続く日本伝統のマジック「手妻・和妻」風花乃会公式WEB_ワークショップ

略歴

2022~2023年 前衛母体となる「手妻巡業」にて、全国を巡業。

    2022
  • 8月 大阪公演 (道頓堀ZAZAにて)
  • 10月 東京公演 (東部フレンドホールにて 邦楽生演奏公演)
  • 11月 京都公演(有形文化財 仁風庵にて)
  • 11月 沖縄公演(むら咲むら 野外ステージにて)
  • 12月 北海道公演(函館 金森ホールにて)
    2023
  • 2月 山口公演(ニューメディアプラザ山口にて)
  • 2月 群馬公演(伊香保温泉にて)
2023年 団体結成
2024年1月 風花乃会として初の公演開催。高知公演(弁天座にて)